執事学校/1486 106
教室に入ってきた
入ってくるなり生徒の佐藤を叱り付けていた
椅子に付いているはずのクッションが無いという
「そんなの最初から付いていなかったじゃん!」
食い下がらずに彼女は主張した
彼女はここいらでも有数の財閥の令嬢
にもかかわらずギャルのような口癖が抜けないと
彼女も講師陣からはよく思われていなかった
私は彼女の味方をしたとして
彼女と二人で校庭に立たされた
30分後他の生徒と一緒に先生が出てきた
「今から実践訓練を行います
各自森の中に散らばったら
私がブーメランを放っていくので
私の攻撃から主人を守ってください
命懸けでね」
[グループ]
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