散文苦手が書く散文・その1/山中 烏流
 

「好き嫌いを交えてする批評は批評じゃない」
とか、そんな感じだった。
なんでこう考えたのか?
それは、当時とある場所で批評人の真似事をしていたからだ。


そこでの批評をしていて気付いたこと。
それは、その場所での友人が多い人・活動暦の長い人の作品ほどもてはやされていたことと、逆にそうでない人の作品にはあまりみんなの目が向いていないことだった。

その場所での批評は、特に要請が無い限り「辛口板」という場所へ投稿された作品にのみ行われていた。「辛口板」は、ここでの「生贄合評スレ」みたいなものだと考えてもらえれば幸い。
そこで私は投稿しつつ、自分の投稿した作品前後の作品に対して批
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