それは鈍く長く/ウデラコウ
 
から
自分の存在を端からゴシゴシ消したくなるよ 君がいないだけで

本当の本当に 弱いんだ 僕

君はわかってるつもりかもしれないけど
それ以上に どうしようもないくらい 弱いんだ

潔く流れようとしない時に沈んで身動きがとれなくて
だけど
君を呼ぶ 勇気もなくて

君の一日に少しでもいいから 僕をねじ込みたくて
だけど
そんなおこがましいこと できそうにもなくて

ただ 鈍く長い 時間に結局今日も とらわれたまま


静かに 君だけを 祈る



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