食事/
こしごえ
明日も知れぬ。
死のいぶきを感じる
果てしなくふりしぼれば
ここに通流している
私の声がする
耳をかたむけるのは幽かな影
生命あるあいだ
避けては通れない
このように、食事をする
あなたもわたくしも闇の中の
ブラックホールも
透けていて孤独な 咀しゃく音のみが
超低空飛行する、帰らないおもひ出を
星星の密やかに瞬く 空におおわれて
戻る
編
削
Point
(3)