ロンドン コーリング!/チャオ
 
だ。が、太っている人には太っている人の利点があるように、この体形は作られるべくしてつくられた体形なのだ。

中学時代バレー部の僕は小柄で、先天的な瞬発力がないため、レギュラー落ちは必至だった。ということで、僕は、レシーバーをすることが必然的に決められる。(ネットから手が出ないから、前衛で守れないため、セッターもできなかった)
が、このどうしようもない状況が、僕をレシーブ一筋にさせてくれたため、チームに必要な選手として、大切な試合では起用された。僕よりわずかに、恵まれた素質を持った人は、その努力もむなしく、誰かの補欠としての立場しか与えられなかった。

高校に行くと、自分の能力が持久形に強
[次のページ]
戻る   Point(6)