日が くられたダイアリ/さわ田マヨネ
足の裏を知らない人と朝ごはんを食べている
草原でもしゃもしゃと
土踏まずは領域を反して土自体踏まず
朝日とは逆の方角を向き
陰だけ妙にこすんでいった
それは昨日の夕暮れだったか
草はよわく曲がり
レタスはしおれそういったチャーハンになり
消失点へは辿り着かないながらも身体に入るほどに小さくなった
登場したランプはささやかに危険で
/
日付をまたぎ
足の裏を知らない人は朝ごはんを食べている
(うそになっているのかもしれない )
( いずれレタスはいなくなった )
土曜日
☆
日記のくせに落書きはかかなかった
しろいしろい体育の日 水を飲んでいた
消しゴムを買い忘れていたが、ここにきてあせりもしなかった
戻る 編 削 Point(2)