come rain or come shine/aidanico
ドレープの裾/摘むなんて無粋なこと/しないでたくしあげて/そこから/ロッシの/彫刻のようなピンヒールで/ゆっくりと肢を伸ばすから/疑問符の嘘/繕うなんて野暮なこと/でもいいから囁いて/枯葉が/まだ新芽がやっと青々とした/葉を/つけた/ばかり/なのに、あなたは/夜空を気ままにカッティングして/好きなように星をつくる/なんてすてき/嵐が来ようが地上を焼き尽くすような陽射しが振りそそごうが/傘は差さないでいましょう/ずぶ濡れを太陽で乾かしましょう/譜面は/もうあるのに/いつまでも立ち尽くしたまま/ね/マルボロのメンソールの、煙が/いつまでも消えない
戻る 編 削 Point(1)