罪悪感/
ローザ
た
わめき声も
こんなことしても
なんの感情もわかない
他のいきものの
ハートが脈打つやわらかいところが
ぼくの場合
発泡スチロールの粒で塞がってからからなんだ
それでもね
くすんだ毛の嗄れた声の猫を
誰もが見ぬふりをきめこむものでさえ
目を逸らせない
君が
死んだ目のぼくの
外側を撫でてくれたから
ぼくは変わらないけど
普通にできるのに
憧れた
ぼくは変わらないけどね
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