フロム マウナ・ケア/半知半能
 

≪雲の上から見る夕日≫

かかっていた雲も女神の吐息で流れ去り、

赤色の残陽は、雲海を染めて沈んでいった。

沈んでも、明日の光を約束する夕日。その上に輝く月。

澄んだ空気を肺一杯に吸い込んだら、日と月の間に、生きる意味を視た気がした。
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