宇宙の中の孤独/
ヒロシ
果てしなく続く宇宙の中で
この場所にいる自分は
果たして本当に孤独なのだろうか
そんな些細な疑問さえ
宇宙は飲み込んでしまう
まるですべてを知っているように
私はただ
その無限を前に途方に暮れるだけ
何を見つめるべきか
この詩さえ
宇宙の膨大なエネルギーに
飲み込まれてゆくのだ
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