反省詩/砂木
旦那がトラクターで田んぼを掘るというので
いつもは義父がおもにやっているわけで
田んぼの段差や道々のカーブなど
あぶないんじゃないかと思い 付き添い
一緒に行って 掘った後にでてきた
石を拾って集めた
義父が肥料をまいて旦那が掘って
私がその後を 石を拾って歩く
春の陽射しが照りつけて 暑くて
でも あぶないからついていないとね
と 一人おおいにその気になり
偉い私に機嫌が良かった
昼も過ぎて午後になると 陽射しはさらに暑く
眠い と旦那が言い始めた
缶コーヒーを飲んでも眠たげ
了解 勝手ながら偉い私は機嫌が良かった
ここはひとつ 車をひとっ走りさせて
ア
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