酌量ナシ/BOOKEND
 

大丈夫ですか?

いえ、あんまり大丈夫じゃありません。

中国ラーメン屋のねーちゃんとそんな会話を交わしたのは憶えてる。
記憶がないワケじゃあないけれど、結局やっぱりそんなオチだったってコトだね。
お得な料金にまんまとバックリ食いついて呑みに行ったワケだが、
フタを開ければそりゃそーだよなぁ的な情けないやら足元すくわれた的な感覚をごまかす為にひたすらグビグビ。

はす向かいのテーブルではヤングチームがチャーハンおかずにマグロ丼食っててさ。
まぁそれはソレで非常に微笑ましくそしてオレ達はやっぱもう若くはねーんだなぁなんて。
だけどやってるコタ200年前から変わんねーけど、今ソレ言っちゃ落ち込むだけだからっぽいバリヤー張ってさ。

だから何だっていつも通り何でもネーけどさ。
ヤツと分かれたアトはやっぱり曖昧でさ、やり取りした憶えのないメールが残ってたりしてコリャァほっとくワケには行かない的なって言うか、
一方的に謝らなきゃ的な感じの週末をまたアルコホルでごまかそうと目論んでみたりして。

GO、GO、GO、ゴメンナサイ。

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