ぎんだら/あすくれかおす
しては
つついとついつい
ついばんだ実を
ひどく冷静にながめるね
その眼差しがやさしさを
問わズがたリを産みだして
偶然のちに一致して
シンメトリーが/帰着する
それってきっと
きせてきてきなんだ
なんだって
きせきてきなんだ
きせき、きせき
そうやって
ただしくもくりかえし
まちがいながらもくりかえす
きてきなんだ
ぼくたちは
ついばんだ実を
手に取ろうとせずに
じっとながめている
やがて想念が
すすぎ運動をはじめて
ぼくは跳ね飛ばされて
spnするspnする
すべての/場生む/空辺に
ひろがる年月どんどんかさねて
みずみずし
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