余白/
フクスケ
ゆるい陽射しの中で
体温のぬくもりの
風に吹かれながら
冬の風に思いをやる
春の余白には
冬の物語を
書こう
たまには冬の風を
吹かせて
震え上がらせる
恋物語には
波乱はつきもの
美しい余白のために
傷つき
捨て去る
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