お尻のある風景/智哉
 
お尻を触らせてくれないか
キミのお尻を触らせてくれないか

なぜかと聞かれても
「そこにお尻があるから」としか言えないが
とにかくキミのお尻を触りたいんだ

例えばデパートのエスカレーター
キミの後ろから見守るように乗り込むと
目の前のお尻に頭がクラクラする
手を出したい衝動をなんとか抑える

例えば本屋の新刊図書の前
真剣な表情で啓発本を手に取るキミの後姿
キレイな黒髪に負けないくらいのお尻
無言で僕を誘惑している

お尻の在る風景は空気を薄くする
息ができないくらい僕は触発され
かといってお尻のない風景では
僕は息すらできないほどhiphohlic

So let me touch your lovely hip NOW!
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