ごめんなさい、という言葉/北村 守通
暖かい、を通り過ぎてもはや『暑い』に近づきつつある今日この頃、家の中で昼間を過ごすにはもはや限界が近づきつつあり、昼の仕事を探しに行きつつも何故か帰りにはいつもの沼に釣竿を担いで通ってしまう今日この頃。え?釣竿なんて長いものを担いで仕事探しだなんてドーヨ?ですって?ボクの釣竿たちはパックロッドという、持ち運びの際には鞄の中に納まるものを選んでおりますので、外見上は釣竿を持っていることがわからないようになっている筈なんであります。
こんな昼間に釣りなんて、ボクだけでしょ?ポイントは貸切でしょ?爆釣でしょ?だなんて甘いことを考えていたら決してんなこたぁなくって、やっぱり誰かが釣っている!あんた一
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