アネモネ/未有花
風の中で震えていた瞳
あの日突然奪ったくちびるを
二度と忘れはしない
美しい少女よ
一生分の愛を君に捧げよう
自分勝手な愛で
君を愛し続けることを許して欲しい
例え永遠にこの腕で
抱き締めることが叶わなくても
はかない希望と嘆くことはない
僕の罪も
君の苦しみも
風がすべて癒してくれるだろう
春はいつの日にもやって来て
君に喜びを与えてくれるから
アネモネ
アネモネ
花のように笑っておくれ
真実の愛を君に贈ろう
春が来るたび思い出しておくれ
愛は今もここにあると
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