紐土/
十二支蝶
初めて空白に書くわ ときとき雲を見守るわ
我ながら姫つち
鞄のなかに神経が入ってる 音楽を描く脚を持ってる
たくさんの空気のなかで眠りたい
このよがとってもあかるくてもくらくても
なにもない垂れ下がっていれたなら
跳び越えてやる皆を越えて
光を吸う私 幻に輝くわたし
地面に叩きつけるわたし 破れる鼓膜
たくさんの空気のなかで眠りたい
けれどそれがすべてととまっていたい
なにもない垂れ下がっていれたら
跳び越えてやる皆を越えて
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