飲み会での調停【随想】/北村 守通
なら協力体制を整えておくわけですよ。
?とりあへず、場を止める。といっても飲み会参加者全員に対する共通のアナウンスだったり話題振り。次のドリンクのオーダーをどうするか、だなんてことでもいい。ともかく少し大きな声で呼びかけ、いったん加害者の意識も被害者の意識もこちらに注目させる。
?仮にドリンクのオーダーだったりした時、加害者のドリンクはあなたが届けてあげよう。そしてそのドリンクのことで話のきっかけをつかんで、加害者と被害者の間に割り込む。うまくいけば被害者は別の人と話すタイミングを得ることができる。まぁ、こんな感じでドリンクでなくとも『間に立って話を聞く』ことによって距離をずらす。
?それで
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