我は清らかならねども湧く水聖にして/杉菜 晃
 

こいつも地に落ちやがった
これも駄目か なんて
匙を投げようとしたそのとき
俺に真実を囁く者があった
ところがそれは生き身の人間じゃないんだ
俺が困窮にあるとき
唯一頼りにしている霊というものさ
その霊に言わせると
人のよい俺の仲間は
トクメイを俺だと勘違いしているらしいんだな
そうなると話が違ってくる
そこで急遽ここに詩を置かせてもらうことになったわけだ
つまりあのトクメイは
まんまと俺を偽装して登場したわけなんだな
きっぱり言っておくけど
脅したり賺したりして
惹きつけようとしているそいつは
俺じゃないよ
いや ネットの世界では
こんなことが日常茶飯のごとく
起こっているんだろうな
そんな義憤に近いものを感じたものさ

次は俺が窮地にあるとき
いろいろ知恵を授けて助けてくれる
霊なるものについて
書かせて貰うことにするよ
じゃ またね





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