もっと もっと/
はらだよしひろ
もう少しがあっていい
私が生きるための安寧は
笑みが交わされた挨拶だから
もっともっと息をしてていい
あったかさは
人の体の中にあるから
もちろん、いつ食べてもいい
一生懸命には
たくさんのエネルギーが必要だから
人は経済のおもちゃじゃない
だから君はもっとであっていい
私ももう少しであっていい
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