紙のふぶき/
のろま夜
こんもりと募る想いに熱湯をぶっかけて今ガツガツ食らう
計算をできないんだからもうやめて誰も何も言わないで頂戴
寒空にロマンスなんてちっともなくて食欲だけは胸にいっぱい
あたたかい目と説教と切り分けず全部頂きごちそうさまを
傘をさす雨に濡れるを繰りかえしめんどくさいこと得意になって
ゆっくりの動力源をいつだって必要として「わたし」に重ねる
戻る
編
削
Point
(2)