ひかる/
ゆきちゃん。
もう帰るね、とあなたは行ってしまった。今度いつ会えるかもわからないのに。
アスファルトが光っている。どうして光っているのだろう。
夜空よりも綺麗に輝いているものだから、あたしはきっと今、逆さまに生きていたいんだ。
中途半端に感傷に浸るぐらいなら、ねえどうかあたしをもっと汚してよ。
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