けふのうた(散文バージョン)/みつべえ
 
ふもまたこころの鉦(かね)をうち鳴らしうち鳴らしつつあくがれて行く ※

・・・・・・めざめると、もう夜だった。
「かきもの」のせいで疲れはてて眠ったらしい。 「注3」
ふと見ると、スティッキーズに文字がいっぱい入っている。
誰がかいたのだろう。私だとしても、今日はどれだけホントのことを述べたのか。
読み返しながら、全文をdeleteしてゆく。



注1→マスターベーションのことではない。
注2→書きもののことではない。
注3→どちらのことかわからん。

短歌はすべて岩波文庫「若山牧水歌集」より引用。

※「めろめろ」95号から転載しました。
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