恐怖/
舞狐
黄金の海
濡れた貝殻
子供の笑顔
暖かい手
鼻にかかった低い声
大きい背中
優しい笑顔
二人の時間
神様は意地悪
いつかなくなるものならば知らないままでいたかった
優しい時間
甘い残酷な時間
貝殻を手に取り
子供の笑い声を傍らに聞き
優しい会話をしながらも
いつか全てがなくなってしまう恐怖に
私の何かが怯えていて
なかなか現実を生きれない
怖くて
怖くて
失うものが多すぎて
強くなれない私
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