雨/
アヴィ
この腕を
手の甲を濡らす
その小さな小さな
水の粒が
あの天の高いところから
やってきたと
果てない空の
人知れない旅路を思い
この上ない愛しさで
その旅人を
迎えたいとも
思うのです
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