逢瀬/
アオゾラ誤爆
非常階段で待ち合わせ
そんな滑稽さでもって
世界から逃げている
きみとわたし
日中の駐車場で
眩しいくらいに飛ばされた
二人の立体感が
遠い
ふれている間だけ
呼吸するのを諦めている
細胞ひとつ手にとって
きみは笑って
こわしてくれるね
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