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哀詩
ちょっと生まれ変わる。
「それはとても阿呆らしい。」
あの子が言う。
何かを知る。
何かを忘れる。
きみの顔を知っていた。
きみの声から忘れていった。
何も残らなくなって
わたしはとてもしあわせだった。
(フラニー、きみの名を呼んだ夕焼があかすぎて)
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