エターナル/水島芳野
 
崩れ始めた君の絵の具が
君の姿を教え始め
僕は唇の端だけで微笑み
まだ君を救えないことに胸を痛めた。

キャンドルの灯りを頼りに
えがく、世界は。


どうしてそんなかおで

こちらをみつめて。

しんでしまえたら、らく、
なん


そんなよまいごと、ばかり。











              待っていて。

どこかで。

       いつかきっと出会える


僕らはそのために引き裂かれている


    ((そう、信じていて。))


理由がないと生きられないと、いうなら
僕のために、生きて
[次のページ]
戻る   Point(2)