エターナル/
りぃ
未だ見えない光の先で
君が泣くのを待っていた
密かに、ひそやかに。
独りきりではとうてい
飲み下せないだろうから
何が悲しいとか
どうでもいい愚問より
秘かな涙の粒が
煌くのを見送って
ささやかな光の先が
流れる頬へキスしよう
静かに終わった儀式のように
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