日蝕/井岡護
見た事も無い小石の集合体は
虹によって発展されたもの あるいは
雉によって提供された
石 それらは頬の川の怒りを手放した
加えて削岩機が直列の怒りにより
舌と 光のため息と光の鞣し革を分けた
強さのうちの 一体 どれを
錆びるように仕向けたかは
全く躊躇することなく判断がつかない
構造犯罪を囲む煉瓦の叫びが
とても面白味の無い 缶 でなければ
ならないように
私は所有するに
至った
あなたはそこで一切を利用できなかった
そして 外皮や私の合計のために
このような集積から
裂けない紙の急送点が生じるような
正直な潅木 として
[次のページ]
戻る 編 削 Point(0)