ミィナ/ゆるこ
 

それは詰め込まれた思想を優しく消してゆく
 
 
 
ミィナ
 
裸足の君は
赤い靴をだきしめて
どこへいくと いうのか
 
 
ミィナ
 
その言葉を口にしても
淡水の中に
きみはきえてゆく
 
 
 
( 薄明頃のまどろみに街は犯されて
( 白い表情があまりに滑稽
( 青はいつか
      吠える、
( わたしは瞼を
        閉じた。
 

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