私の詩論 「はじめに」と「第1部 この世の始まりから生命の誕生まで (科学的な世界観の共有)」/ばんざわ くにお
はじめに
人生は短い。そしてその短い人生のなかで詩作に使用できる時間は限られている。
日記がわりに詩を書いている場合は別として、詩を1つの芸術作品として創作している
人はこの限られた時間を有効に使用する必要がある。何故なら詩作に時間を費やして
ある程度の成果が得られなければ、それは無駄に死んだ時間である。
詩作は自分一人の作業であるからそのような時間は誰とも共有できない。
もし、詩作に使用しなければ、その時間を家族との憩いの時間に、或いは恋人、友人
との時間に有効に使用することが出来たかもしれないのである。
「私の詩論」では詩作上の技術的内容は書かない。私自身はまだすぐれた詩作
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