軽蔑/
鈴木
れるクラシック音楽はモーツァルトかベートーヴェンか
詰られたくない
水を噛む
友人の話をする
パスタ飲む
後輩の話をする
受験の話を避ける
彼女は適当な相槌を打ち
ミネストローネを一口くれる
うまい
あまり好きじゃないけど
かもな、でも少しやせたか
光のせいじゃない
原稿用紙の登場に僕は沸き立つ
彼女が彼女の詩が好きだから
読んでいるときは何も見なくていいから
いつものペンネームじゃないんだ
見開かれたまなこが巨大すぎてやはりやせた気が
僕は、
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