宴/
茶釜
興らくの人々の
あやうきあしどり
法うながせば
宴はいとさみしくなりそうらう
さりとて
お膳をこさへるかたまでも
ようたら御酒もすすまず
歌を詠む御方までようたなら
せつかくの
浮世の雅の
酔いも薄れけり
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