青を、青を、「青を泳ぐ。」/Rin.
 
は「青を泳ぐ。」だ。「青に溺れる。」のほうが当時の私には合うのであろうが、溺れても泳ごうともがくことが生き抜くことだ。「青を泳ぐ。」この作品をもって私は、本当にあの日々から、卒業する―――



「さよならはシンメトリーな水彩画せいいっぱいの卒業をする」




2008・10・22
風渚 凛




※掲載した短歌は「第51回短歌研究新人賞」に応募した、既発表・自作のものです。応募名とハンドルネームは異なります。 




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