レット・イット・ルース/《81》柴田望
 
 どこへでも 水 を まかせよう            
すこしくらいは 容器の存在 が 調節している                 
大仰な 戦争のさまざまな局面 が 騒音 を おまへ に 地球における継続的な水の循環 で            
説得力がある 幽霊                   
自然 の  水分摂取量 を 程度と頻度 の 戦争の始まり を それら に 泡 は 飾られるであろう       
様々な生命が宿るサンゴ礁 を 埋もれて  けっして 意志               
セルシウス度 の ちらす                  
勇敢な 火の周囲
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