アイボリー/フミタケ
 
君との会話
短くて楽しかったよ
僕はほとんど
足をさらわれていた
君のまつげを染める
夕日が
まぶしくて
目をそらしていたんだ
古いレコード
やすらぐ足もとに
流れる悲しみ
たどっていたら
いつの間にか夜は
静けさのなか
君はもう
眠ってしまったの?

暮らしはありふれて
ほんとうのこと
育てたいんだ
近道しないよ
明日は
どこにいるの?

「誰にも頼らず
 生きていくつもりかい?
 むやみに人にあわず
 アンゼンな場所で」
「君はいつでも
 忙しそうに
 時の気流とらえて
 舞う
 Butterflyさ」

流星みたいに
ふたりのすべてを
頼って
空っぽの想い
そのまま
明日は
何をするの?

暮らしはありふれて
ほんとうの事
育てたいんだ
近道しないよ
明日は誰に会うの?
流星みたいに
ふたりのすべてを
頼って
空っぽの想い
そのまま
明日は
どこへいくの?
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