悪いクセ/舞狐
 
いけない いけない
悪いクセ

いつのまにか気付かずにまた

ほうらまわりを見てごらん
誰も居ない


心に鍵がかかってる

空気穴さえ見当たらない


ほうらまわりを見てごらん


みんなが背中を向けている振り返りながら 遠ざかる

私を撫でる風だけが
何事もなかったかのように
私の感情をさらってく



ひとりは嫌いと言いながら
誰も寄せ付けない
悪いクセ
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