時代の影/
ヒロシ
きみもぼくも
流れている
時代の影で
時空の隙間で
本当はこんなものの為に
生きたくなどないんだ
真実はいつも
泥と手垢にまみれているから
時々みんな絶望する
ただ
見て見ないふりしてるだけさ
虚しいね
美しいものはすぐに汚すくせに
汚いものを磨こうとする
光りもしないのに
苦しいかい?
ぼくも一緒さ
甘いはずの口づけも
今日はなぜか苦いや
戻る
編
削
Point
(2)