たそがれ茜/フミタケ
 

聞こえるのは鼓動のビート
君は変わった人さ 僕はよく知ってるよ
あんまりあたりまえのようで想像できない
あんまりあたりまえのようで想像つかない
君の瞳に映る世界
君の唇からこぼれる太陽の息づかい

記憶の隅で距離を測る
好きだった日々は写真のようにはっきり思い出せて
ずいぶん遠くにあって
その時感じた場面そのままには写真に映しこめやしない
人はそれぞれの時間を泳いで偶然 出会う
人はそれぞれの時間を泳いで必然 出会う
ねぇ今どの辺りかね?
ねぇ今どの辺りかね?
ねぇ いま どの辺りかね?
ねぇ今 どの辺り かね?
追い越せない 届きそうにない
そう
人々の影の群れ
たそがれ茜
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