from 終わりの次/あすくれかおす
すべての仕業を終えた夜、
星のしたたるアスファルト、
すべての所行を終えたなら、
狭く縮めて居るばかり。
ああ と
二音つづきの火に
寄り添うものは全て揺らめいている
短い言葉や
透き通る歌
続けざまの思念の近づきから
どうやらはぐれてしまったようだ
わけしらず頑なに在って
畢竟に目の前を
映るしもべを私とみなす試み
ああ と
二音の底にはもう声もでず
その次の先を待つばかり
たどたどしく
意志のある場所を探って
その空中に上乗せされた心
虚栄に見えない工夫している
いまそれぞれ何思う
散らばった楽隊の残像に問う
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