病院詩/udegeuneru
 
夜を漂う電気クラゲをつかまえる
しびれる〜
しびれる

Tシャツの繊維をプッシュしているふたつのふくらみ
それを掴ませてくれないか
うしろから突き上げたいんだ
大腿骨がぐしゃぐしゃになっても
ピストンは止まらない
むしろ加速しながら
俺達は傷を見せあって興奮する変態だと自覚する
警備員は俺達のことを見ているが気にしない
傷口には互いの体液が塗りたくられる
明日にはまた消毒される
俺達は神をびっくりさせるために
空中で果てた
火と共に
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