深夜のコンビニバイトと宇宙の言葉/不可思議/wonderboy
気入れを探す振りをして、適当に「ないっすねー」とか言うと「ないかなぁ、パンクしちゃって乗れないんだよぉー」などと、とてもめんどくさい
ようやく帰る気になったかと思うと「これ、あけて」と言って日本酒のフタを僕に開けさせる。火星人は日本酒が大好きだ。だからいつも臭くてたまらない
他にもたくさん紹介したい人がいるのだけれど、八月二十一日はちょっとそれどころじゃなかった、というのも僕は今までにないくらいの性欲の波に襲われていたのだ
きっと僕だけが変態なんだと思う
僕はレジを打ちながら、僕のペニスは激しく勃起していた
そう、僕のペニスは激しく勃起していたんだ
非常に、完全に勃起していた
フ
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