異存宙舞う/詩集ただよう
 
く思ったふりをして、奴の好きだったあれを買った。レジ打ちにもばれないし、あのカップルも気付くわけない。
―すったらもんだら借用書―
この顔見るのはおれだけでいい。この墓見るのは、このおれの顔。汗だとおどけても見たが、本当はやめてほしかったと後悔した。この表情をしたくなかった。

ほれえ!安心安心。駐車ばりにぴゅるぴゅるぴゅ。ここいら辺に路駐しよう。結構田舎だし、大丈夫、彼、まだ最初のチューン咲いている。安心してる。いらいらした私や、やめろよと何度も思った友達のことや。安心天国。幸せ。

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