A BARREL HAUS/詩集ただよう
乗りに吸い上げられる新型奴隷の恋の行方を想えば何かが変わる家の鼠はチーズを齧らぬ夜明け前排水溝から飛ぶ小学四年の好きな葉なしの枯れ木も山の賑わい山盛り油に肥えた亀頭に乞う唾液で回る歯車憎き対象を指で操る古典的な現代人から請ける誉め言葉へ続き続ける両方の言霊に絡んだ膝あげる精霊を降ろしたシャーマン得意のジャグリングに歓声があがる海球上の焚き火の象形より忽然届いたカチカチ山のチャッカマンへ飛び付く無数のフライと憂愁の美にまで射す影の影へと突き立てる糧にうなる基地の歯軋り
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