青の異物 (すきとおる、/
ねことら
この暗がりの、まぶしさが、いたくて
私、なんにもないけど、あやふやな希望は炭酸みたいで、
きっと、朝日にしゅわしゅわとけてしまう
かりそめの気持ちしか知らないけれど、
ひりひり、いたむ
いきてる
どこまでもつづく国道沿いで、シャカシャカipodを鳴らしながら
私は泣いていたかもしれない、
すきとおるようないとしさに感電して、泣いていたかもしれない
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