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あすくれかおす
目をつむろうか
草花が閉じるように
ゆっくりと心にぶらさがって
切り取り線に沿って歩く
内側よ 自分のものになれと思って
誰かに火を
ともしおえたなら
安心して融ける蝋になる
スニーカーの音がはしゃぎすぎたから
膝が笑ってしまったんだ
夜の波だってものすごくまっ白
昨日も明日も
ずうっと空っぽさ
咲かないようにと
気をつけていたのに
つぼみは閃いて
もういってしまった
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