太陽光/アハウ
 
人間は己を定義し続けて暮れる夕日に
           鮮やかな紫雲たゆたう時刻


身を削っている快楽に日差し強くて
           文芸を織る部屋は昏き衝撃足りて


鮮やかな太陽光に物らの「在る」が
       益々存在し痛みが空へと延びる

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