/こもん
 

ひときわあかるくなっていった、
きみが
彼方にいる、そのとき
繰り返すことが
できるものだけが
ある

たしかに、彼方というものはなかった、
彼方にはだれもいなかった、きみが
その手で
掴んでいた、なにもない
ということが、それだけが
繰り返されて、
回っている



戻る   Point(7)