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こもん
ひときわあかるくなっていった、
きみが
彼方にいる、そのとき
繰り返すことが
できるものだけが
ある
たしかに、彼方というものはなかった、
彼方にはだれもいなかった、きみが
その手で
掴んでいた、なにもない
ということが、それだけが
繰り返されて、
回っている
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